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日本生態学会
自然保護専門委員会

様々な分野の専門家が​委員として所属しています

​これまでに提出された要望書や意見書を載せています

要望書が提出されるまでに

必要なステップです

2024年7月6日

日本生態学会自然保護専門委員会は、2024年6月19日に日本環境会議理事会から出された要望書「世界自然遺産・知床における携帯電話基地局と太陽光パネルの設置計画の中止を求める」に賛同します。

 

知床世界自然遺産地域科学委員会の令和6年度第1回会議にて委員から指摘されたように、世界自然遺産に指定された国内屈指の重要な保護地域である知床の開発行為について、世界自然遺産としての顕著で普遍的な価値(OUV)の保全を担保できるだけの対策が練られているのか、その科学的な根拠は示されていません。さらに、今回の開発は、知床半島沖で2022年に起きた観光船の事故を受け、通信環境の不備を解消することを目的に計画されましたが、本開発事業に対する専門家や地元の関係者を含むステークホルダー間の十分な議論が不足していると考えます。自然保護と安全確保のどちらを優先すべきかという二項対立の状況に持っていくのではなく、両者の意義を理解し、ともに実現できるよう、十分な事前調査を実施した上で、対話を通じてその解決策を見い出すことを強く望みます。 

2024年3月28日

自然保護専門委員会より農水大臣・環境大臣・全国46都道府県知事(神奈川県除く)に

「ため池防災特措法に基づく防災事業における堤体植生配慮の要望書」が提出されました。https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024032900089

2023年7月10日

現在、環境省では陸上風力発電に係わるアセス制度の大幅な見直しを進めているところです。この度、昨年度末に公開されたアセス制度の見直し案について、日本生態学会自然保護専門委員会向けに環境省環境影響評価室のご協力のもと説明会を企画することといたしました。本説明会は、自然保護委員会委員を対象としておりますが、会員の方々の参加も受け付けております。かなりチャレンジングな見直しですので、是非、ご参加いただき、環境省担当官との意見交換を通し、新アセス制度(案)に対する理解を深めていただけることを期待しております


日時:8月21日(月)13:00〜14:30(環境省による説明自体は30分程度となります)
開催方法: zoom

題名:陸上風力発電事業の立地誘導に資するアセス制度の見直しについて
演者:大臣官房環境影響評価課環境影響審査室 審査官 福田 朋也 様

担当:自然保護専門委員会 副委員長 関島恒夫

申込:nokubo@tku.ac.jp(ミーティングIDとパスコードをお知らせします)

​お知らせ

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